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地ビールは何から造られる?

 日本の酒税法では、「ビール」について、次のように定義されています。
 1.麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
 2.麦芽、ホップ、水及び米その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの。
 但し、その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の十分の五を超えないものに限る。

 

大麦

大麦

これを発芽させて麦芽を作る。
多くの地ビール醸造所では、ドイツ、カナダ、チェコを始めとした、海外生産の大麦を輸入して使用している。

 

ポップ

ホップ

ビールに香りと苦味を与える他、雑菌の繁殖を防いだり、過剰なたんぱく質を沈殿・分離させてビールを澄んだものにする。泡立ちをよくする働きもある。

 

水

地ビールには、その土地自慢の澄んだ水を原料とするものも多い。おいしい地ビールを造るには、良い水の存在は欠かせない。

 

 

地ビールのつくり方
麦芽とホップと水。このシンプルな3つの原料を使って、ビールはどのように造られるのでしょうか?醸造所での作業を簡単にご説明します。
仕込み

粉砕した麦芽と温水を混合する。
これをろ過してできた、甘く透明な麦汁を煮沸釜へ

煮沸

ここでホップを加えて約90分間煮沸。
熱で凝固したタンパク質やホップのカスは沈殿させる。
この熱麦汁を熱交換器へ。

冷却

熱交換器を使って約20℃(発酵に適した温度)まで冷却し、冷麦汁にする。

主発酵

冷麦汁にエール酵母を加え、約1週間ほどかけて発酵させる。甘い冷麦汁は、アルコールと炭酸ガスを含んだ酒へと変化する。こうして若ビールができる。

後発酵

若ビールをさらに1〜2週間程度貯蔵し、熟成させます。
これをろ過すればビールのできあがり。
出来上がったビールは製品貯蔵タンクへ。

貯蔵

製品タンクに集められたビールは、樽やビンに詰められて出荷されていきます。

 

ビールスタイル
ビールにはいろいろな種類があります。世界中のビールを細かく分けていくと、そのカテゴリー分類は、なんと150以上にもなるとか。ここでは、代表的な分類についてご紹介しましょう。 ビールスタイルはまず、酵母の種類で大きく2つに分けられます。
エールビール(上面発酵)

エール酵母によって造られるビールはすべてエールビールです。この酵母が発酵中、ビールの上面に浮上することから「上面発酵」ともいいます。18〜25℃の比較的高温で発酵させ、醸造期間は2〜3週間と短いのが特徴。フルーティーな香気成分を多く出す、味わい深いコクのあるビールになります。日本の地ビールにはこのスタイルが多く採用されています。

ラガービール(下面発酵)

ラガー酵母によって造られるビールです。酵母は発酵後、ビールの下面に沈殿します。6〜15℃の低温で発酵させ、1ヶ月程度熟成させて造る為、醸造期間が長くかかります。喉越しが良く、世界の主流になっている、すっきりしたビールで、日本の大手ビール会社の多くがこのスタイルをとっています。

ビールチャート

 

 

ビールのおいしい飲み方

 ご存知の方も多いでしょうが、ビールは注ぎ方一つで味わいが変わります。おいしくビールを飲む為に、注ぎ方にもちょっと気をつかってみませんか?

1
まずはグラスの底にビールを落としこむように注ぎ、しっかりと泡の層をつくります。冷やしすぎると泡が立たないので、7〜8℃位(冷蔵庫で4〜5時間)にするとよいでしょう。
2
次にグラスを少し傾け、静かに注ぎます。泡でできたフタの下へ送り込むように、静かに注ぎ込みましょう。
3
グラスのふちから少し盛り上がるくらいでストップ。ビールの種類にもよりますが、小麦で造るビールは特にクリーミーな泡が立ちます。
泡は大事なフタ?
4

泡はビールの酸化を防いだり、炭酸ガスを閉じ込めて、いわゆる「気」がぬけない
ように守ってくれる大事なフタの役目をしてくれます。
よい泡を作るにはグラスの手入れも重要です。
よく洗ったら、お湯にくぐらせて自然乾燥するのが一番。

エンジェルリング
5

うまく泡がたったビールを、幾度かに分けて飲んでいるとグラスに輪が残ります。
意外と難しいです・・・。

 

 

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